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【物件番号:133 大手町】高岡大仏裏通り 蔵付きの隠れ家





皆様こんにちは! 久々のmosomosoが取り上げる物件は、高岡大仏のすぐ近く、歴史ある蔵つき住宅です。

今回は久々の投稿を記念して、盛りだくさんの内容となっております!




■物件周辺のおはなし




今回の場所は、高岡の「まちなか」。 徒歩数分で路面電車の「万葉線」の電停に行くことができますし、高岡駅も徒歩約10分という好立地。 もちろん駅前商店街にも歩いて行けるので、飲み会には困りません!(笑)物件の周辺に行くと・・・やはり、一番の自慢は「高岡大仏」です。 「日本三大仏」とも言われている大仏さんは、高岡のシンボルとも呼べる場所。今(2020年7月時点)はコロナで落ち込んでいますが・・・平常時は多くの参拝客や観光客で賑わっております。





大仏さんが眺めている交差点。かつては北陸道の曲がり角だったという交通の要衝。 まっすぐ進む「坂下町通り」は、十数年前までアーケードのあった商店街で、「たかおか朝市」 でも有名な通りです。 その先には「万葉線」の電車通り、重要伝統的建造物群保存地区の「山町筋」もあります。 右に進むと、富山県で唯一日本百名城に選ばれている高岡城の跡で、市民憩いの場でもある「高岡古城公園」があります。 そして、左に進めば、「御旅屋通り」など高岡の駅前商店街に行けます。 今もなお、「交通の要衝」ですね!






■物件を見てみよう


こちらが、今日ご紹介するお家です。 蔵と住宅がくっついているのが外観からわかります!



玄関から入ると…おお??




皆さん、気付きましたか?

反対側からも見てみましょう。



…なんと~~!床はどこへ??「ぽっかり」という言葉がよく似合います。

オーナーさんによると、DIYに挫折してしまった痕跡なのだとか泣

その上、お家に入ってすぐがこの空間です。整備しなければ奥のお部屋に進めないという…


しかし!!ピンチはチャンス!!です。今こそ「ぽっかり」に夢を詰め込みましょう!

大きな窓からはたくさんの光が入り、お庭の緑には癒されます。うんうん、素敵な空間!

この空間をどう使うか、望想(もうそう)膨らみますね…!!



さらに!!あの重厚な扉は蔵ではありませんか~~!!家の奥に隣接することの多い蔵ですが、ファーストコンタクトで出会ってしまいました!なんとこのお家、他の部屋が蔵を取り囲んでいるんです。


蔵の中に入って見ると、暗く落ち着いた空間が広がっています。このお家が位置している住宅地、主要道路からはすこし離れているのでとっても静か。それに加えて家の中にある蔵なので、防音性はさらに高まっています。そして床の木材や壁の飾り棚は趣たっぷりです。



蔵は2階建て。少々頼りない階段を上っていきます。わ、床に穴が!落ちないようにゆっくりと。



この箱は何でしょう。「松木宗左衛門」と名前が入っているのが分かりますか?

そう、実は今回のお家、先ほど紹介した高岡大仏の再建に貢献した偉人・松木宗左衛門のお家だったのだとか。

現在の高岡大仏は3代目のお姿。焼失してしまった2代目高岡大仏の再建には33年もの歳月を要しており、松木さんは中心人物としてご尽力されたのだそうです。このお家は高岡の街の歴史をたどる重要なピースの1つとも考えられますね!

(参考:「高岡大仏 造立の逸話」http://www.takaokadaibutsu.xyz/about_story) 

…お家に入ってすぐのところで、こんなに盛り上がってしまいました。

けれど床が抜けた空間と、そこに隣接して蔵があるお家は、世界中探してもここだけではないでしょうか。


玄関を入ってすぐ出迎えてくれる開放的な「ぽっかり」とたくさんの光。対照的に窓が少なく暗さと落ち着きを持つ蔵。この雰囲気のギャップをうまく利用したらどんな空間ができるのでしょうか。


今回はこの床が抜けたスペースと蔵を中心に取り上げていきますよ~~!!!




■恒例の望想タイム!!

今回はスケッチなども取り入れて充実した内容となっています!!


まずは床が抜けたスペースから。やはり1番の課題は床をどうするか、です。


本来であれば基礎の上に床が張られていたのだと思われますが、基礎の高さはあえて落としたまま、一面を土間空間にしてみるのも良さそうですね。そうすることで天井までに高さが生まれ、より開放的な空間に!蔵や他の部屋へつながるところは階段にして、差し込む光を存分に味わいましょう!


土間空間になったら、ゆっくりとくつろぎたくなってきました。くつろぐといえば、何を思い浮かべますか?例えばここがカフェだったら…



靴を脱いで芝生を歩けるカフェ!!土間になった部分には、芝生マットを敷いちゃいます。芝生の上でコーヒーを片手に太陽の光を浴びて、ちょっとした非日常体験ができそうですね。

雨でもピクニック気分を味わえます。お家に入るときに靴は脱ぐので、そのまま蔵に行っても古くなった床へのダメージを軽減できる効果もあります。

カフェでは、大仏にちなんだスイーツや焼菓子類もあったらよさそう。素敵なスイーツの望想も生まれました!



次は蔵です。芝生カフェで買ったコーヒーやお菓子が、蔵の中でも楽しめたらいいですね。…そういえば、このお家の周辺でコーヒーを飲みながら作業できるスペースは無かったような?

ということで、蔵ではシェアオフィスを展開するのがいいかも!?短期的に仕事や勉強したい人が蔵に来て、いつもとは違った環境で作業できたらはかどりそう!蔵は防音性が高いので、集中できる環境が整っているというわけ。そこに美味しいコーヒーもあって、リフレッシュに芝生へ行けるのだから完璧です。




そして穴が開いてしまった2階の床は撤去して吹き抜けに!窓が無いと閉鎖的に感じてしまいそうだけれど、吹き抜けにすることで雰囲気を明るくできます。安全そうな2階部分は残して、備品を置いてもいいですね。

このようにオフィスや勉強スペースといった静かな空間も素敵ですが、間接照明で薄暗いオシャレな空間を演出する使い方もあります!飾り棚にレコードや本を陳列したら雰囲気が出そう…!個人的には、8-10人規模で集まって真っ暗な空間をシアタールームやプラネタリウムとして利用したら幻想的で素敵だなあと思ったり…。バーにするならこんな感じかなあ、居心地良さそう!



厚い土壁に囲まれ湿度が保たれ、夏は涼しく冬は暖かいという特性を持つ蔵はいろんな使い方ができますね!





■お家の奥へ進みます


ここまで床が抜けたスペースと蔵に密着してきましたが、もちろん他のお部屋も素敵です!


奥に進むと、蔵とは対照的に外からの光が差し込んだ明るい開放的な和室と洋室が蔵の周りを取り囲むようにならんでいます。襖などの建具には、可愛らしい模様のすりガラスや 木製の飾り、豪華な絵柄があしらわれており、より素敵な空間を演出しています!




どの部屋も大きさが少しずつ違うので、人数や用途に合わせて、近隣住民や観光客を対象にした習い事(例えば、華道・書道・茶道・陶芸・料理などなど…)のレンタル教室として活用したら面白そう。一回二時間程度の時間制にしたら誰もが気軽に利用できる憩いの場になりそうですね…!



そしてなんと、和室の1つと洋室に面した豪華なお庭もあります! 正面玄関の左横にある石造りの入り口からも入れる場所で、たくさんの光を浴びて元気に育っているお花や木々を部屋から眺めることができます。



さらに奥の細い廊下を抜けると、明るいキッチンと小綺麗な浴室・洗面所もあります! こちらはプライベートな空間として、カフェやレンタルスペースを運営しながらここで暮らすこともできそう。

台所横の勝手口にはなんと煉瓦造りの壁が!上から光が降り注ぎ、おしゃれな雰囲気です。



寝るところは…ご心配なく!二階に上がれば光が降り注ぐ広めの和室と縁側があります!風通しも眺めも最高で、大仏さんの光背も拝めますよ!







■事前の確認、大事です


このお家の魅力、存分に伝わったでしょうか?

ただ注意点としては、敷地内に駐車場がないことです…。車を持っておられる方はすぐ近く(歩いて30秒くらい!)の月極駐車場の利用を考えてみてくださいね。周辺にはコインパーキングもたくさんありますよ!


オーナーさんによると、このお家の改修は自由だそうです!!!古いお家なので事前の確認は必要ですが、あの床が抜けたスペースや蔵をどう活用するか自由だなんて、わくわくしますね!!


久々のmosomosoはいかがでしたか?ちなみに、今回はいつもより大勢で見学と記事作成を行ったんですよ!

最後まで読んでくださりありがとうございました。次回もお楽しみに~~☆


■物件の詳細と連絡先


この物件は「高岡市空き家・空き地情報バンク」に掲載されています。このお家に関する詳しい情報は、下記リンクから確認できます。(https://www.city.takaoka.toyama.jp/kentiku/kurashi/jutaku/akiya/documents/133-2.pdf



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■記事を書いた人


ながっちゃん


富山大学芸術文化学部3年・高岡まちっこプロジェクト

大地の芸術祭開催地で生まれ育ち、現代アートやアートマネジメントについて勉強中。自室のカーペットは芝生色。ご一読ありがとうございました!








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